英政府は2日間にわたってドナルド・トランプ米大統領を国賓として歓待し、王室の公式晩さん会や航空ショー、さらには空てい部隊が航空機から米国旗を広げて降下してもてなした。トランプ氏は18日、キア・スターマー英首相に報いるかのように、両者の最大の相違点には触れず、テック分野への米企業の巨額投資を称賛し、米英の同盟関係を再確認した。トランプ氏は首相別荘であるチェッカーズでの共同記者会見で、スターマー氏の背中をたたき、パレスチナ国家承認や移民、エネルギー政策、言論の自由、さらには故ジェフリー・エプスタイン氏との過去の交友関係を理由に解任された英国の駐米大使など、いくつかの厄介な問題がもたらしかねない亀裂を取り繕った。
トランプ氏訪英、「亀裂」取り繕う両国首脳
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