「感じのいい人になれるか」は毎日のメールで決まる。相手に間違ったニュアンスで伝わってしまう」「文面がこわいと言われるが、原因がわからない」「メールの返信に時間がかかりすぎて、1日が終わってしまう」。メール仕事には、意外と悩みがつきものです。本連載では、中川路亜紀著『新版 気のきいた短いメールが書ける本』(ダイヤモンド社)から編集・抜粋し、迷いがちなメールの悩みを解決するヒントをお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

【秋のメール】感じのいい人が「涼しくなりましたね」以外に使う一言は?Photo: Adobe Stock

暑さも少しずつやわらぎ、秋らしい気候を感じる日も増えてきました。季節の変わり目は、メールの書き出しに少し気のきいたひとことを添えると、温かみのある印象になります。さらに「夜が涼しくなった」「日差しがやわらいできた」といった季節感を共有すれば、読み手の共感を呼び、スムーズなやりとりのきっかけにもなります。本記事では、秋のメールで使える挨拶フレーズを紹介します。

秋のメールでつかえる一言は?

・急に涼しくなりましたが、お変わりありませんでしょうか。
 →急な気温の変化に伴い、相手の健康状態を気遣う一文を添えると自然です

・ようやく夜が涼しくなり、助かっています。
 →日中の暑さは残りつつも、夜間に涼しさが感じられるようになったことを表す一言。夏の疲れから解放され、過ごしやすくなった様子を共有できます。

・朝夕がだいぶ涼しくなってきました。
 →一日のうちで特に朝と夕方に気温が下がり、体感として秋の訪れを感じるときに使える表現。寒暖差への気遣いにもつなげやすい一言です。

・このところ日差しもやわらいで、秋らしくなってきました。
 →夏の強い日差しが落ち着き、光や空気に季節の移ろいを感じられるときに使えるフレーズ。

・秋分を過ぎ、日が短くなっていくのが惜しい気持ちがしています。
 →秋分:9月23日ごろ。昼と夜の長さがほぼ同じになる

本記事は『新版 気のきいた短いメールが書ける本』を一部抜粋・編集したものです。