ロシア軍が27日夜から28日朝にかけ、600機超のドローン(無人機)や数十発のミサイルを使用してウクライナを攻撃した。国連総会が開かれる中、戦争開始以降で最大規模の空からの攻撃を行った。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領によれば、少なくとも4人が死亡し、40人が負傷。同氏は28日午前、「この卑劣な攻撃は国連総会が開かれる週の終了間際に行われた」とソーシャルメディアに投稿し、「ロシア政府は戦闘と殺りくを続けたがっており、世界から最も厳しい圧力を受けるに値する」と述べた。夜間を通して実施された攻撃は、ウクライナ全土の都市が標的となった。航空機を追跡する「フライトレーダー24」によれば、ポーランド政府は今回の攻撃を受けてウクライナ国境近くの複数都市で領空を閉鎖した。