「感じのいい人になれるか」は毎日のメ―ルで決まる。相手に間違ったニュアンスで伝わってしまう」「文面がこわいと言われるが、原因がわからない」「メ―ルの返信に時間がかかりすぎて、1日が終わってしまう」。メ―ル仕事には、意外と悩みがつきものです。本連載では、中川路亜紀著『新版 気のきいた短いメ―ルが書ける本』(ダイヤモンド社)から編集・抜粋し、迷いがちなメ―ルの悩みを解決するヒントをお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

【10月のメール】「お世話になっております」に季節感のプラスアルファ、何と言う?Photo: Adobe Stock

 挨拶は「お世話になっております」がデフォルトでよいのですが、少し季節感をプラスすることで、読む人に「あ、感じがいいな」と思ってもらえる挨拶文になります。「ようやく涼しくなってきました」でもよいのですが、澄んだ空気や秋の青空、雨や雲など、そのときどきの情景を言葉にすれば、一通りの季節の挨拶がぐっと豊かに。ここでは、10月のメールにぴったりのフレーズをご紹介します。

10月のメ―ルで使える挨拶は?

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・秋のすがすがしいお天気が続きますね。

・澄み切った青空のすがすがしい季節となりました。

・冷たい秋雨が続いていますが、お変わりありませんでしょうか。

・朝夕が肌寒く感じられるようになってきました。

・ふと見上げると空いっぱいのうろこ雲が広がっていました。

・日が短くなり、気がつくと外がすっかり暗くなっていて驚きます。

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本記事は『新版 気のきいた短いメ―ルが書ける本』を一部抜粋・編集したものです。