「感じのいい人になれるか」は毎日のやりとりで決まる。相手に間違ったニュアンスで伝わってしまう」「文面がこわいと言われるが、原因がわからない」「メールの返信に時間がかかりすぎて、1日が終わってしまう」。メール仕事には、意外と悩みがつきものです。本連載では、中川路亜紀著『新版 気のきいた短いメールが書ける本』(ダイヤモンド社)から編集・抜粋し、迷いがちなメールやビジネスチャットの悩みを解決するヒントをお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

ビジネスの現場で意外と迷うのが、「上司」と「取引先の人」を引き合わせるとき、どちらを先に紹介するのが正解なのかということ。失礼のないようにしたいと思えば思うほど、「どっちが先だっけ?」と立ち止まってしまう人も多いはずです。本記事では、その疑問を解決します。
先に誰を紹介するか
実際に2人の人物を引き合わせる場合は、先に目下の人(身内)を目上の人(外部の人)に紹介します。
たとえば、
① 取引先に「営業課長の田中です」と上司を紹介してから、上司に「○○社の伊藤さんです」と紹介。
② 上司に「私の父です」と父親を紹介してから、父親に「いつもお世話になっている課長の山田さんだよ」と紹介。
本記事は『新版 気のきいた短いメールが書ける本』を一部抜粋・編集したものです。