米国、イスラエル、イスラム組織ハマス、中東諸国の代表団が6日、エジプトで会合を開く予定だ。この注目の協議は、ガザでの停戦と人質解放への道筋を開く可能性がある。だが約2年間続いている戦争の終結は、まだ遠い目標にとどまっている。カイロでの会合の参加者は、ガザ地区でのイスラエル軍撤退ライン、残る48人の人質(イスラエルが生存しているとみている最大20人を含む)と引き換えに解放される著名なパレスチナ人囚人の名前など、重要な点について合意を目指す。ただ、こうした協議が成功したとしても、2年近く続く紛争が直ちに終結するわけではないと、米当局者は認めている。マルコ・ルビオ米国務長官は5日、NBCの「ミート・ザ・プレス」で、この交渉がガザでの戦争の終結を意味するのかどうかを問われると、「まだだ。やるべきことが残っている」と述べた。
ガザ停戦協議の会合、6日エジプトで開催
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