米連邦捜査局(FBI)長官だったジェームズ・コミー氏は8日、2020年9月の上院委員会での証言に関連して刑事訴追された件で、2件の罪状について無罪を主張した。ドナルド・トランプ大統領が求めていた裁判に初めて出廷した。コミー氏(64)は先月、偽証と議会の手続きを妨害した罪で訴追された。公訴時効が迫る中、ベテラン検察官の反対を押し切ってコミー氏を起訴するため、ホワイトハウスは猛烈なキャンペーンを展開していた。トランプ氏はコミー氏の捜査を監督していたバージニア東部地区のエリック・シーバート連邦検事の解任を要求。ソーシャルメディアへの投稿でパム・ボンディ司法長官に対し、コミー氏を含む政敵の起訴を急ぐよう公然と促していた。
コミー元FBI長官、無罪を主張 議会での偽証罪巡り
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