痩せたいなら絶対飲んではいけない「ヤバいお酒」とは?【医師が解説】ビールは糖質量に注意しながら飲む量を制限しよう(写真はイメージです) Photo:PIXTA

お酒には太りにくいお酒と太りやすいお酒があり、どんなお酒を選ぶかはとても重要です。栗原クリニック 東京・日本橋院長の栗原毅院長の著作『内臓脂肪の名医が教える 痩せるお酒の飲み方』(日本文芸社刊)から、そもそも糖質の高いビールを飲むときに何を選んだらよいか、また痩せたいなら絶対飲んではいけない、高糖質で太りやすいお酒を紹介します。

ビールを飲むなら「糖質0」を選ぶ

 醸造酒の1つでもあるビールは、糖質の高いお酒です。なぜかというと、ビールの主な原料となるのは大麦で、でんぷんが非常に豊富。でんぷんは炭水化物ですが、炭水化物のうち消化されない食物繊維を除いたものが糖質だからです。

 ちなみに、糖質はさらに分子の数が多い多糖類と、分子の数が少ない二糖類、単糖類に分類されます。二糖類と単糖類は「糖類」と呼ばれ、ブドウ糖や果糖、砂糖に含まれるショ糖などがこれに属します。

 では、大麦を使ってどのようにビールはつくられるのでしょうか。まず、ビールに使う大麦を発芽させて麦芽にします。麦芽にはでんぷんを糖化する酵素があり、細かく砕いて温水と混ぜることで酵素が働き、麦芽中のでんぷんが糖に変わります。この糖を含む麦汁に酵母を加えると、発酵して糖がアルコールと炭酸ガスに分解され、ビールが完成します。その際、全ての糖が分解されずに2~3割残るため、ビールに糖質が含まれてしまうのです。

 糖質は肝臓に負担をかけ、太る原因にもなる成分。ビールを飲むなら1日1缶程度にするか、「糖質0」の商品がおすすめです。ただし、糖質がゼロといっても、少量の糖質は含まれています。100mlあたりの糖質が0.5g未満なら、食品表示基準に基づき「0」と表示できるからです。いずれにしても、ビールは糖質量に注意しながら飲む量を制限しましょう。

痩せたいならNG!飲んだらヤバいお酒

 焼酎や日本酒、ワインも、適量を守って飲む分には問題ないお酒ですが、絶対に避けたほうがよいお酒もあります。その1つが、アルコール度数の高い缶チューハイです。

 現在、販売されている缶チューハイは、アルコール度数が9%以上と、高いものが多く出回っています。果汁や糖類、炭酸、香料などが添加されているので口あたりがよく、ごくごく飲めてしまうでしょう。しかし、アルコールに換算すると実は相当な量。500ml缶を1缶飲んだだけで、ウイスキーのロックを4杯も飲んだことになるのです。