【もう介護用品じゃない】健康な40代が電動ベッドを選ぶ「未来への投資」という賢い選択
「病院に行っても治らなかった不眠の悩みが解決した」「普段なかなか寝ない子どもがスヤスヤ眠った」――感謝の声、続々! 睡眠専門医も納得の2万人を救った「快眠メソッド」を初公開。夜、ぐっすり眠れないという不眠の悩みを医者や睡眠導入剤に頼る前にやるべきこと。それは、寝心地を大きく左右する寝具の見直し。加賀百万石の歴史都市・金沢で江戸時代に創業し、289年の歴史を誇るふとん店「眠りにまっすぐ乙丸屋」の12代目店主は、不眠に悩む人やもっとぐっすり眠りたいという人に向けて、快眠のアドバイスを施して評判だ。初の著書『とにかくぐっすり眠りたい 老舗ふとん店の12代目がこっそり教える快眠法60』(ダイヤモンド社)では、寝具を味方にして快眠に導き、仕事に家事に最高のパフォーマンスを発揮できる60+プラス1」の方法を、さまざまなエビデンス(科学的根拠)とともに徹底指南! 医者や学者が語ってこなかった素朴にして最も影響の大きい「寝具」の視点から、あなたを快眠に誘う。医学監修:森川恵一(日本睡眠学会総合専門医)
※本稿は、『とにかくぐっすり眠りたい 老舗ふとん店の12代目がこっそり教える快眠法60』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【ぐっすり眠りたい】「なるほど、そういうことか」…40代からの電動ベッドが賢い選択なワケPhoto: Adobe Stock

「介護用品」だけじゃない
進化する電動ベッドの新しいかたち

「電動ベッド」と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?

「電動リクライニングベッド(以下、電動ベッド)=介護用品」と考えるかもしませんが、近年はデザイン的にも、機能的にも、健康な人が日常使いできるタイプが続々と登場してきています。

日常使いを考えたサイズと、自由なマットレス選び

通常シングルサイズのベッドは横幅100cmですが、介護用品の電動ベッドはシングルサイズで幅90cm前後とやや狭めでした。それは、両サイドに転落防止用のサイドレールやハンドレールなどを取りつけるスペースが必要だからです(介護用に用いられる電動ベッドは、要件を満たすと消費税が非課税となります)。

けれど、目的を介護に絞っていない近年の電動ベッドには、シングルで横幅100cmのものも登場しています。かつては専用マットレスしか置けませんでしたが、ほかのベッドフレームと同じように、汎用タイプのマットレスが使用できるように進化しているのです。

世代を超えて選ばれる、その魅力とは

電動ベッドの主流は「2モーター型」です。前後2か所にモーターがあり、リモコン操作で上半身と下半身を好きなリクライニング角度で支えてくれます。

私たちの店でも、40~50代のご夫婦が「使いやすいし、もし将来介護が必要になっても役立ちそうだから」という理由で購入されるケースが増えてきました。若い世代でも「ハイテクで近未来的だし、楽チンそう」といった理由で購入を検討される人もいます。