大人も子どももハマる「知的トレーニング」に、待望の第2弾が登場!!
知識や難しい計算は不要で、「考える力」のみが問われる。そんな問題を多数紹介した書籍『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』が、2024年ベストセラーランキング4位(ビジネス書部門・トーハン調べ)となるなど、下は10歳から上は84歳まで、あらゆる世代で「面白すぎる!」と話題になりました。
そして2025年11月12日、待望の第2弾『もっと!! 頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』が発売決定!! 全世界の5000問超から、「本当に面白い問題」だけを厳選した完全新作です。この記事では第2弾の発売を記念して、第1弾でとくに人気のあった問題を紹介します。(初出:2024年8月14日)

「頭のいい子どもたち」がどハマりしている異例のビジネス書で紹介されている問題『宝石の郵送』とは?【書籍オンライン編集部セレクション】イラスト:ハザマチヒロ

可能性を手放す勇気はあるか?

 何かの方法でうまくいかないとき、それに執着していては、袋小路にはまります。
 潔く可能性を捨てることで道が開ける、そんな問題です。

「宝石の郵送」

 取引先に宝石を送りたいが、相手の国は治安が悪く、南京錠をかけた箱でないと中身が盗まれてしまう。
 南京錠をかければ盗まれることはなく、安全に郵送できる。
 どんな南京錠でもよく、箱にはいくらでも錠をかけられる。

 しかし、あなたが持っている南京錠の鍵を、取引先は持っていない。
 そして「南京錠のかかった箱」と一緒に「鍵」を送れば、当然、箱は開けられ中身が盗まれる。
 どうすれば安全に宝石を郵送できるだろうか?

「頭のいい子どもたち」がどハマりしている異例のビジネス書で紹介されている問題『宝石の郵送』とは?【書籍オンライン編集部セレクション】

 イラスト:ハザマチヒロ

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