【テレビやSNSで大人気】今どきのママパパに圧倒的に支持されているカリスマ保育士・てぃ先生の子育てアドバイス本第3弾『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』ができました!
テレビやSNSで大人気、今どきのママパパに圧倒的に支持されている現役保育士・てぃ先生。そんなてぃ先生のSNSには、毎日膨大な数の悩みや相談が届くといいます。
本連載では、そんなママパパたちに向けて、正論だけではない、すぐに使えるリアルな回答をお伝えしていきます。
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【みんなの悩み】本好きな子にするにはどうしたらいいですか?
絵本にあまり興味がないようで、せっかく読んでも聞いてくれません。
【てぃ先生の答え】「本を好きになってもらう」の前に、「本を読む“時間”を好きになってもらう」
本にあまり興味がない子に、「ほら、本読むよ」と誘っても読んでくれないですし、集中力も続きません。
僕がたくさんの子どもを見てきたなかで実感しているのは、本が好きな子は「本を読む“時間”が好き」だということ。なので、いきなり本を好きになってもらうのではなく、本に関連する時間を好きになってもらうんです。
「絵本の時間って幸せだな」
たとえば、絵本をおひざの上で読んだり、読んだあとにハグしたり、なんでもいいんですが、子どもにとって「絵本の時間って幸せだな」「ママパパとたくさん触れあえてうれしいな」って思える楽しみな時間になるように工夫する。
そうすれば、子どもが自然と本に対してポジティブな気持ちをもつようになりますし、自分から絵本を持ってきて「読んで」と言う頻度も高くなります。いきなり物語を楽しめる子はいません。まずは絵本を読む時間を楽しんでもらいましょう。
買ってきてもすぐに読まない
あとは、買ってきた本をいきなり読むのではなくて、子どもの目につくところに飾っておいて「あれ何?」「見たい!」と子どもが興味を示したときに読むのも方法のひとつです。
親が選んで「さあ読むよ」という読み方よりも、子どもが自分で興味をもったという形になったほうがいいので、子どもが好きそうなテーマの絵本を買ってきて、まずは飾ってみましょう。
親がひとりで楽しんでいる様子を見てもらうのも効果大
子どもには何も言わず、黙ってにこにこしながら、大人だけで絵本を楽しむのもおすすめです。ママパパがスマホを見てニヤけたりすると、「なに見てるの?」と子どもがスマホをのぞき込んでくることありますよね。あれと同じことを絵本で起こすわけです。「ママパパがあんなに楽しそうに絵本を読んでいるなら、自分も読んでみたい!」という気持ちになりやすいので、あえて子どもを誘わずに、まずは大人だけで楽しんでみてください。
本原稿は、てぃ先生著『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』からの抜粋です。この本では、子育てがラクになって、親子とも幸せになるテクニックを紹介しています。







