(c)Diamond / イラスト:チハラ アケミ
「今日のランチはなにを食べよう?」お昼休憩のランチに命をかけている山盛くんが、美味しくてコスパのいいメニューをご紹介します。
すき家の「麻辣(マーラー)鍋」がリピ確定のおいしさでした!

国内に1900店舗以上を展開する大手牛丼チェーン「すき家」。1982年に神奈川県横浜市で創業して以来、牛丼や定食、カレーライスなどさまざまな人気メニューを販売しています。
そんなすき家では、10月28日(火)から「牛すき鍋定食」と「牛・胡麻麻辣湯(マーラータン)鍋定食」の2種類の鍋メニューが販売中。どちらも鍋の下に固形燃料があり、グツグツと熱しながら食べることができます。

今回レビューするのは「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」です。価格はごはん並盛で980円(以下、すべて税込)。今回はごはん大盛り(+50円)で注文したので、合計金額は1030円でした。

最近ぐっと寒くなってきたので温まりたいと思い、こちらを注文。鍋は全体的に鮮やかなオレンジ色で、見るだけで辛さが伝わってきます。
具材は牛肉、野菜、結びしらたき、じゃがいも春雨の4種類。別添えで麻辣オイルも付いてきます。
テーブルに運ばれてきてからすぐに食べるのではなく、沸騰するまで待つのがおすすめ。湯気とともに広がる、スパイシーな香りに食欲を刺激される!それでは、まずスープからいただいてみます。
花椒(ホワジャオ)の風味が効いていておいしい!

公式サイトによると、スープには花椒と唐辛子、練り胡麻、すり胡麻、ピーナッツペーストが使われているとのこと。
その中でも、一番存在感を放っているのは花椒の香り。花椒とは中国原産の植物で、麻婆豆腐などによく使われるスパイスです。日本の山椒よりもしびれが強く、鼻に抜けるような爽やかさが特徴。
今回のスープの辛味は控えめなのですが、食べ進めるうちにジワジワと汗が出てきます。花椒のしびれと唐辛子の刺激が時間差で効いてくる感じです。最初は「意外と辛くないな」と思ったのですが、食べ終わる頃には体の芯からぽかぽかになっていました。
四川料理店で出てくるような本格的な味わいを感じつつも、薬膳の香りやクセはないので、誰でも楽しみやすい味に仕上がっています。坦々麺がお好きな方にもおすすめしたい味わいです。






