米スターバックスは、中国事業の過半数株をプライベートエクイティ(PE)投資会社の博裕資本に売却することで合意した。スターバックスにとって2番目に大きな市場で初めて外部パートナーを迎え入れることになる。同社は3日、博裕資本が中国での小売事業の株式を最大60%保有すると述べた。スターバックスは40%を維持してブランドと知的財産の所有・ライセンス供与を継続するとした。博裕資本の持ち分は約40億ドル(約6160億円)と評価されるという。スターバックスによると中国事業の価値は、ライセンス契約からのロイヤルティー、博裕資本による先行投資、スターバックスが保持する中国事業株を含め、総額130億ドル余り。同社は9月28日時点で中国に8011店舗を展開していた。スターバックスは来年に合弁事業の手続きを終える見通しだと述べた。
米スターバックス、中国事業の過半数株売却で合意
特集
あなたにおすすめ







