【テレビやSNSで大人気】今どきのママパパに圧倒的に支持されているカリスマ保育士・てぃ先生の子育てアドバイス本第3弾『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』ができました!
テレビやSNSで大人気、今どきのママパパに圧倒的に支持されている現役保育士・てぃ先生。そんなてぃ先生のSNSには、毎日膨大な数の悩みや相談が届くといいます。
本連載では、そんなママパパたちに向けて、正論だけではない、すぐに使えるリアルな回答をお伝えしていきます。
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【みんなの悩み】おすすめの習い事は?
そろそろ習い事を考えています。
子どものときにやっておくといい習い事はありますか?
【てぃ先生の答え】脳の発達には指先を使う遊びが奨励されています
近年注目を集めているモンテッソーリなどの教育では、指先を使う遊びが奨励されています。脳の発達には、意識して指先を使うことがとても効果的だと、さまざまな研究や論文で明らかになっているからです。
脳の中では、膨大な数の神経細胞がネットワークをつくり、情報伝達を行っています。細胞と細胞の間で情報をやりとりしているのがシナプスです。シナプスは4歳くらいまでに爆発的に増えるのですが、そのシナプスを増やすのに指先を使うことがとても効果があるということです。もちろん4歳を過ぎたからダメなんてことはありません。何歳になっても指先を使うことは脳にとってプラスに働きます。
しいてあげるならピアノです!
要は、指先をたくさん使うと、子どもの成長にめちゃくちゃいいということですね。
そう考えると、ピアノは指先を意識的に使うという点でとても優れているし、触って音が出るということそのものが、子どもの興味関心をひきやすいので、おすすめしたい習い事のひとつです。
全身運動になるスイミングもおすすめ!
ピアノ以外では、スイミングは全身運動なので体の発達にとてもいいですし、運動能力の向上にもつながります。肺活量は人間の活動にとって重要な要素のひとつですから、そういった意味でもスイミングはいいですね。
親も興味をもって
どんな習い事でも、ママパパも興味を示したり、会話に出したりすることが大事です。子どものモチベーションが上がりやすいですし、興味をもっていないことがわかると一気に「やらされてる感」が出て、習い事をいやがってしまいます。
学校に上がって塾へ行くようになっても同じなんですが、学びをより深めるためには、習ったことをママパパへ教える時間が5分あるだけでも、自分だけで取り組むのと違う目的意識が出てきて、定着度が違います。子どもって自分が知っていることを人へ話すとき、とてもいきいきしていますよね。ただ習っておしまいではなく、おうちでママパパへ教える時間をぜひ設けてみてください。子どもが何かを得意になるかどうかは、こういうところで大きく変わると思います。
本原稿は、てぃ先生著『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』からの抜粋です。この本では、子育てがラクになって、親子とも幸せになるテクニックを紹介しています。







