「どう思われてもいい」と思える人が最強なワケ
101歳、現役の化粧品販売員として活躍している堀野智子(トモコ)さん。累計売上高は約1億3000万円で、「最高齢のビューティーアドバイザー」としてギネス世界記録に認定されたキャリア61年のトモコさんが、年をとるほど働くのが楽しくなる50の知恵を初公開した話題の書『101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんの一生楽しく働く教え』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)が「堀野氏の技法は、ヒュミント(人間による情報収集活動)にも応用できる」と絶賛(日刊ゲンダイ・週末オススメ本ミシュラン)する世界一の先輩による“人生訓”は、アナタの疲れた心も元気にしてくれる!
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鈍感になるための第一歩
他人の評価を気にしない鈍感力を備えていれば、本人は楽です。では、どうすれば鈍感になれるのか?
まずは「自分がどう思われているか」と考えることをいったんやめてみてはいかがでしょうか。
そして、「どう思われているか」から「自分はどうありたいか」に、軸足を少しずつ移してみるのです。
傷つきやすい自分を手放す
いきなり鈍感になるのは難しいと思いますが、少しずつ“敏感すぎて傷つきやすい私”を手放していけるといいですね。
人にはそれぞれ好き嫌いがあるので、万人に愛されることは不可能です。それに人は、いったん「この人は、こういう人」と思うと、めったなことでは評価を変えません。
他人の目を気にする「無意味さ」
さらに、ここが重要なのですが、他人があなたを幸せにしてくれるわけでもありません。つまり「自分がどう思われているか」を気にすることは、ほとんど意味のないことだと私は思うんです。
「人からこう見られたい自分」に近づくことよりも、「こうありたい自分」になる努力をしたほうが、ずっと幸せに生きられると思います。
【解説】成果に直結する「集中力」
「自分はどうありたいか」という軸を持つことは、ビジネスパーソンにとってこそ強力な武器となります。日々の業務は、上司、同僚、顧客といった「他者からの評価」と常に隣り合わせだからです。
他人の評価を気にしすぎることは、多くのエネルギーを消費します。「あの人はどう思うか」「悪く思われたくない」といった思考は、本質的な業務において「ノイズ」でしかありません。
このノイズを手放し、「自分(たち)はどうすべきか」という軸を持つことで、思考はクリアになります。結果として、目の前のタスクへの集中力が高まり、パフォーマンスの向上に直結するのです。
評価を恐れない「意思決定」
人生は意思決定の連続です。ここで他人の目を気にすると、「嫌われたくない」「角を立てたくない」という動機が、最適な判断を鈍らせることがあります。
「自分はどうありたいか」という軸が定まっていれば、他者の評価を恐れず、事実やデータに基づいた合理的な判断ができます。それは、たとえ一時的に批判を受けたとしても、中長期的な成功に必要な「強さ」です。
鈍感力とは、他者を無視することではなく、自分の軸を守り、着実に成果を出すための高度なスキルなのです。
※本稿は、『101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんの一生楽しく働く教え』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。









