効果抜群の「シャドートレード・トレーニング」
もう一つの勉強法は、プリントアウトしたチャートを使って相場の動きを予想するトレーニングです。これを「シャドートレード・トレーニング」と呼んでいます。
拡大画像表示
現在、私はFXで月100万円を目指す人たちが集まる会員制の勉強会を主催していまして、会員さんたちには全員にこれをやっていただいています。
この「シャドートレード・トレーニング」を続けると、もうびっくりするぐらい変わるんですよ。多分、言葉で言ってもなかなか通じないと思うんですけれども、チャートをプリントアウトして、自分でテーマを決めるんですね。例えばRCIを勉強し始めた人だったら、RCIの三重天井、三重底だけをピックアップしていって、そのときにローソク足はどういう状態になっているのか観察します。そして、気づいたことをいろいろ書き出していくんですね。そうすると、いろんなことが分かってきます。写真の例の場合、RCIとローソク足のポイントになるところに矢印をつけて、何が解るか詳しく分析しているのがわかると思います。
こうやってトレーニングしたチャートは、何ヵ月か経ってまた見直すんです。すると、「エッ!私、こんな見方しかできなかったの!」っていう気づきがあり、自分で成長を感じられることにもなります。
なお、このトレーニングのポイントのひとつは、すでにできあがった過去のチャートを使うことです。それって、答えが書いてあるテスト問題みたいなもんじゃないですか。まず答えを見て、なぜそうなるのか途中の流れを考えていくんです。これを繰り返すと「あっ、こういうときはこうなるんだ」という必勝パターンが自然にわかってくるんですね。
また、会員さんに聞くと、「プリントアウトしたチャートだから冷静に見れる」とおっしゃっています。実際に動いている相場だと、どうしても目先の値動きに神経が行ってしまって集中できなかったり、大事なシグナルを見逃してしまったりすることがあります。
このトレーニングは本当におすすめです。やればやるほど力がついていくのが分かると思います。私もいまでもやっています。是非お試しください。