青山学院中等部 Photo:PIXTA
SAPIXの広野雅明先生に「中学受験の素朴な疑問」をぶつける連載。全5回にわたって「第2志望の選び方」を取り上げます。第4回は、我が子に合う併願校の選び方について聞きました。(聞き手・文/教育アドバイザー 鳥居りんこ)
なんでそうなった?
「青学」と「攻玉社」で迷う親
――親子で第1志望校が一致するケースは多いと思いますが、第2志望校以下で一致しない場合はどうすればいいですか?
第1志望校の思い入れが強い分、第2志望校以下で意見が割れることは少なからずありますね。
そういう場合はもう公平に学校のいいところ、悪いところを並べたうえで、最終的には子どもに決めてもらうというのが、今は多いですね。昔は親が独断で決めたものなんですが、子どもの意思を尊重するというのが主流です。
理由は、入学後の中高で一気に自我が芽生えてくるので「自分で選んで、納得してここにいる」という気持ちがないと学校生活や親子関係がうまくいかなくなることがあるからです。
人生でAではなくBを選択していたらどうだっただろう?と思うことはあるでしょう。実際は分かりようもないことですが、Bだったら上手くいっていたと思いがちです。そっちには二度と行くことができないがゆえに、その夢だけはいつまでも残りますからね。
ましてや子どもが「あのとき、本当は、自分は別の学校に行きたかったのに、親に無理矢理ここにさせられた」と思っていると、学校生活が後ろ向きのものになってしまうでしょう。それを親のせいにしてしまうことが往々にしてあるのです。そうさせないためにも、自分の道は自分で決めてもらいましょう。







