米食品医薬品局(FDA)は、インフルエンザワクチンなど、呼吸器疾患の予防接種に対するアプローチを大幅に変更する。同局のワクチン部門責任者であるビナイ・プラサド博士が職員に宛てた電子メールで明らかにした。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認したこの電子メールでプラサド氏は、新型コロナウイルスワクチンによって子ども10人が死亡したことを確認したため、方針転換に踏み切るとした。死亡例に関する証拠や詳細は説明しなかった。この変更案はワクチンの開発方法を大きく変える可能性がある。また医学界では、どのようなデータを用いてこれらの変更を裏付けるのか懸念する声が上がっている。米国ではワクチン懐疑派のロバート・ケネディ・ジュニア長官率いる厚生省によってワクチン政策の転換が進む。ケネディ氏は5月にソーシャルメディアに投稿した動画で、妊婦と子どもに対するコロナワクチン接種の推奨を取りやめると発表した。同氏が再編成したワクチン委員会は9月、成人に対するコロナワクチン接種の積極的な推奨を取りやめ、代わりに医師・患者間の「個人的な意思決定」に委ねることを決議した。