「いい人だけどモヤっとする」相手とは今すぐ距離を置くべき、意外すぎる理由
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【精神科医が教える】関わると不幸になる人ワースト1は「攻撃的な人」…ではワースト2は? 頭のいい人が密かに距離を置く相手の正体Photo: Adobe Stock

「距離を置いたほうがいい人」の特徴

今日は、「関係を完全に断つ(離れる)まではいかないけれど、あまり密に接しないほうがいい人」、つまり一定の距離を置いたほうがいい相手についてお話しします。

以前、自分に直接害をなす人からは「すぐに離れなさい」とお伝えしましたが、今回対象とするのは少し違います。

直接的な攻撃をしてくるわけではなく、むしろ話していて楽しかったり、気さくだったりする相手です。しかし、「その人の行動や価値観に、どこかモヤモヤを感じる」という場合のお話です。

1.価値観が合わない人に
近づきすぎてはいけない理由

自分に対して直接の害がないとしても、その人のやっていること(趣味、ビジネス、プライベートな振る舞いなど)が、自分の倫理観や価値観と合わないと感じるならば、深入りは避けるべきです。

その理由は大きく2つあります。

①トラブルに巻き込まれるリスク

筋の通らないことや、倫理的に際どいことをしている人は、トラブルを起こしたり、逆に巻き込まれたりしやすい傾向があります。

もしあなたがその人と「親友」や「近い距離」にいた場合、いざ彼らが困った時に、頼れる相手としてあなたのもとへ厄介ごとを持ち込んでくる可能性があります。

突然の頼みごとをされる
トラブルの尻拭いを求められる

こうなってから断るのは大きなストレスですし、断ることでお互いに嫌な思いをするかもしれません。それを未然に防ぐためにも、最初から「踏み込みすぎない距離感」を保つことが大切です。

②「類は友を呼ぶ」法則で自分が染まってしまう

「類友(るいとも)」という言葉があるように、人は周囲の環境から多大な影響を受けます。

例えば、不倫や浮気が当たり前の職場や、少し強引なビジネス手法をとるグループに長く身を置いているとどうなるでしょうか。最初は「嫌だな」「おかしいな」と思っていても、次第に感覚が麻痺し、それが「当たり前」になってしまう恐れがあります。

お互い様なのに相手を悪く言う人
自分の倫理観とは合わない行動をしている人

こうした人たちの近くにいると、知らず知らずのうちに自分も「類(同類)」になってしまいます。自分を守るためにも、違和感を感じる相手とは距離を置きましょう。

これは冷徹になることではなく、自分の人生の質を守るための知恵です。

2.逆に「近くにいた方がいい人」とは?

一方で、積極的に近づき、そばにいたほうがいい相手もいます。それは、「尊敬できる人」「すごいと思える人」です。

これは下心ではなく、一種の「師匠」のような存在として近くにいることをお勧めします。なぜなら、悪い影響と同様に、良い影響もまた「伝染」するからです。

フットワークが軽い人
コミュニケーション能力が高い人

例えば、行動の早い人のそばにいると、最初は「速すぎて無理だ」と思っていても、次第にそのスピード感が自分にとっての「普通」になっていきます。何かあった時に「すぐ動こう」と自然に思えるようになるのです。

「不幸な自分」をいますぐやめる方法

ことわざに「朱に交われば赤くなる」とあるように、他人の影響力は、自分が思っている以上に大きなものです。

自分の価値観や倫理観と合わない人とは、意地悪をするわけではなく、あえて一定の距離を保つ。そして、自分が理想とする人の近くに身を置く。

自分の感覚を大切にして、付き合う人との距離感をコントロールしていくことが重要だと思います。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。