米国土安全保障省(DHS)のクリスティ・ノーム長官は、米首都ワシントンで州兵を銃撃したとして先週逮捕されたラーマヌラ・ラカンワル容疑者について、米国に入国後に過激な政治的見解を強めた可能性が高いと述べた。ノーム氏は30日、米NBCの「ミート・ザ・プレス」で、「われわれは容疑者が米国に来てから過激化したと考えている」と説明。「出身地や州における人脈を通じて過激化したと確信しており、交流のあった人物に引き続き事情を聞く方針だ」と付け加えた。先月26日に発生した銃撃事件では州兵1人が死亡、もう1人が重傷を負った。トランプ政権は事件を受けて、アフガニスタン出身者に関する全ての移民申請の処理を無期限で停止し、亡命申請者の認定手続きも一時停止したと発表した。ラカンワル容疑者は米軍のアフガン撤退後の2021年9月に米国に来た。
米首都の州兵銃撃事件、容疑者は入国後に過激化か
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