米連邦控訴裁は1日、ドナルド・トランプ大統領の顧問弁護士だったアリーナ・ハバ氏がニュージャージー州の暫定連邦検事を務めることはできないとの判断を下した。議会上院の承認を得ることなく、好ましい候補者を検察トップに据えようとするトランプ政権の取り組みにとって新たな後退となる。控訴裁のD・マイケル・フィッシャー判事は3人の判事パネルを代表し、ハバ氏を同州の暫定連邦検事に任命するという政府の迂回(うかい)策は法律上認められていないと指摘。そうした手法は「事実上、誰でも連邦検事の役職を無期限に遂行することを許可するものだ」と判決文に記した。判事3人のうち、2人は共和党に任命され、1人は民主党に任命された。
米控訴裁、トランプ氏顧問弁護士の州検察トップ就任認めず
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