米IBMは、データストリーミングプラットフォームを手掛けるコンフルエントを約110億ドル(約1兆7100億円)で買収することについて交渉が進んだ段階にある。事情に詳しい関係者が明らかにした。8日にも合意が発表される可能性があるが、交渉は決裂する可能性もあるという。5日時点での時価総額はコンフルエントが約80億ドル、IBMは約2900億ドルだった。コンフルエントは、大規模な人工知能(AI)モデルで使用されるリアルタイムデータストリームの管理を支援する技術を提供している。AIブームにより、小売り、テクノロジー、金融サービスなどの分野の企業から同社の技術への需要が高まっている。コンフルエントの買収が実現すれば、AIを中心に事業を再編しているIBMにとって近年で最大規模の案件となる。
米IBM、コンフルエント買収交渉で合意間近か 110億ドル
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