米メディア大手パラマウント・スカイダンスは8日、同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)に対し、779億ドル(約12兆1000億円)規模の敵対的買収提案をした。ワーナーの株主に直接訴えかけ、ネットフリックスとのワーナー争奪戦を激化させることとなった。ネットフリックスは5日、ワーナーが映画製作などのスタジオ事業と動画配信サービス「HBO Max」をケーブルテレビ(CATV)部門から分離した後、720億ドルでワーナーを買収することで合意した。この発表はハリウッドとウォール街の両方に衝撃を与えた。デービッド・エリソン氏率いるパラマウントが優位に立っているというのが大方の見方だったためだ。エリソン氏の株式公開買い付け(TOB)が8日に開始されたことで、今後の展開について知っておくべきことは以下の通り。
パラマウントがワーナーに敵対的TOB、今後の展開は
ワーナーは、ネトフリからの買収提案の是非を22日までに判断する
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