米国防総省は、9月2日に行われた麻薬密輸船とされる船舶への攻撃に関する未編集映像を公開しない方針だ。ピート・ヘグセス国防長官が16日明らかにした。映像を巡っては、超党派で公開を求める声が上がっている。ヘグセス氏は連邦議会議事堂で、「『戦争省』、国防総省の長年の方針に従い、最高機密の完全な未編集動画を一般に公開することはない」と述べた。議員や映像内容に詳しい複数の関係者によると、この映像には、カリブ海で米国による最初の空からの攻撃を生き延びた2人がボートの残骸にしがみついていた後、2回目の攻撃で海上で殺害される様子が映っている。この映像は、今回の作戦が戦争犯罪に当たるか否かの議論の焦点となっている。作戦を支持する人たちは、2人の男は依然として脅威であり、救援を求めて無線連絡をしていた可能性があると主張している。
「麻薬密輸船」攻撃の未編集映像は非公開=米国防長官
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