写真はイメージです Photo:PIXTA
年末年始が近づいてきました。この時期になると、さまざまな業界の“上客”である富裕層のもとには、多くの人が「年末年始のご挨拶」に訪れます。ただ、富裕層にとっても忙しい時期。限られた時間の中で、面会に応じる人と応じない人がでてきます。その差は、どんなところにあるのでしょうか?(日本バトラー&コンシェルジュ代表取締役社長 新井直之)
「年末のご挨拶」で、富裕層に会える人と
会えない人の明確な違いとは?
富裕層は、さまざまなビジネスを営む人にとって重要顧客です。
不動産、金融、保険、士業、ラグジュアリーサービス、教育、医療……。富裕層のもとには、多くの業界から、「年末年始のご挨拶」と銘打った営業や面会の依頼が届きます。
皆様の中にも、年末になると「今年もお世話になりました。年末のご挨拶に伺いたく……」というメールや手紙を多く送っている方がいるかもしれません。
ところが、現実には、同じように「ご挨拶を」と申し出ているのに、あっさり面会が決まる人と、きれいな言葉で丁重に断られてしまう人がいます。
この違いはどこから生まれるのでしょうか。肩書でしょうか。取引額でしょうか。それとも、付き合いの長さでしょうか。
執事として富裕層のお客様にお仕えしていると、そのどれでもない“決定的な違い”が見えてきます。
今回は、ホンモノの富裕層が年末年始の挨拶周りに応じる人と応じない人の違いを三つの視点から整理していきたいと思います。







