雨や雪の日にウインドーが曇る原因は「温度差と湿度」
その対処法の前に、なぜ、雨の日や雪の日にウインドーが曇るか、その理由をご案内します。この現象のカギを握るのは、車内と車外の温度差、そして車内の湿度です。
寒い冬には、ウインドーは冷たい外気で冷やされています。そのウインドーに車内の暖かい空気が触れると、空気中に含まれる水分が冷やされ、ガラス面に結露します。これがウインドーの曇りの原因なのです。
さらにウインドーの内側が埃や人間の皮脂などで汚れていると、結露が発生しやすくなり、より曇りやすくなります。運転中、目の前のウインドーが曇ると、つい手で拭ってしまいがちですが、じつはそんな行為も、知らず知らずのうちに曇りを助長させてしまうのです。
車内と車外との温度差で曇ってしまったフロントウインドー。このまま運転すると視界が妨げられて危険だ Photo by Y.U.
こうして発生するウインドーの曇りを防止する、またいったん発生した曇りを取り去るには、これらの原因そのものへの対策が必要です。
【対策1:ウインドー内側もきれいに拭く】
まずはウインドー内側の汚れの除去です。ふだんからの心がけとして、洗車の際にはクルマの外側だけでなく、ウインドーの内側もきれいに拭き上げるようにしましょう。このときクルマの外側を拭いたタオルをそのまま使うと、かえって汚れが付着する原因となります。ウインドー内側用にはきれいなタオルを用意し、水に浸したあとで軽く絞り、拭き上げることをおすすめします。
洗車のときは、ウインドー内側の清掃も忘れずに。ボディの拭き上げとは別のタオルを使って、新たな汚れが付かないように気を付けよう Photo:PIXTA
さらに拭き上げ後には、曇り止めのケミカル製品などでコーティングすると、いっそう効果的です。
ここでは、クルマのウインドーを拭くために、個人的に使ってみて効果を感じた商品を一例として紹介します。
・「窓フクピカジェル くもり止め」:SOFT99のガラスクリーナー。ウインドー内側の汚れの除去には、ケミカル製品の利用が効果的。夜間の対向車のヘッドライトによるギラつきも抑えられる。
・「C100 エクスクリア 360ワイパー」:手が届きにくくて拭きにくいフロントウインドーの清掃には、専用のモップが便利。ケミカル製品とあわせて使おう。
・「窓フクピカジェル くもり止め」:SOFT99のガラスクリーナー。ウインドー内側の汚れの除去には、ケミカル製品の利用が効果的。夜間の対向車のヘッドライトによるギラつきも抑えられる。
・「C100 エクスクリア 360ワイパー」:手が届きにくくて拭きにくいフロントウインドーの清掃には、専用のモップが便利。ケミカル製品とあわせて使おう。







