「すごい人」が不採用になることも

就活の不公平さって、学歴フィルターみたいな話だけじゃないんですよね。逆方向の不公平もあります。それが「すごい人が落ちる」現象です。

スペックが高すぎる。実績が強すぎる。話が上手すぎる。普通に考えたら受かりそうなのに落ちることがあります。理由は単純で、面接官が不安になるからです。

この人、うちじゃ物足りなくて辞めそうだな。もっと良い会社に転職しそうだな。社内で扱いづらそうだな。こういう不安がよぎる。採用は投資なので「活躍しそう」だけじゃなくて「残りそう」も見られます

就活は能力テストというより、共同生活の相性チェックに近い。だから“最強の人”が欲しいわけじゃないのです。自分たちの環境で機能する人が欲しい。ここを理解すると、就活の見え方が変わります。

自分に合う会社は存在する

就活で一番追い詰められる瞬間って、「自分は選ばれない側だ」と思ったときです。学歴がない、実績がない、話も上手くない。就活は負け戦に思えてくることもあるかもしれません。

でも会社は無数にあります。そして会社ごとに「欲しい人」は違います。体育会系が合う会社もあれば、静かな人が合う会社もある。ガツガツした営業が合う会社もあれば、丁寧な調整役が合う会社もある。

つまり勝ち方は一つじゃないのです。自分に合う会社がどこかに必ずあるというより、自分の良さが刺さる場所は、探し方次第でいくらでも見つかります。

就活がフェアじゃないのは事実です。

ただ、その不公平さは弱い人だけが損する形ではありません。実績がある人が落ちることもあるし、実績がない人が受かることもある。

だから勝つ人は、こう考えます。勝てる土俵を選ぶ。相手の不安を消す。自分の良さが刺さる会社を探す

就活を公平な試験だと思うほど苦しくなります。就活を相性ゲームだと捉えた人から、前に進めるようになるということを、ぜひ押さえておいてくださいね!

(本記事は『ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書』に関連する書き下ろしです