ついに、「『金持ち父さん 貧乏父さん』以来の衝撃の書」と絶賛されている『JUST KEEP BUYING』の続編『THE WEALTH LADDER 富の階段』が日本上陸。『お金の大学』の両学長にも大絶賛されている『THE WEALTH LADDER ウェルス・ラダー』についてライターの照宮遼子氏に寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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あなたも「危ない口癖」になっていないか?
働き盛りの人は、「時間ができたら資格の勉強を始めよう」と考えがちだ。
プロジェクトに追われ、毎日終電近くまで働いている。
休日は疲れて寝ているだけ。
勉強する時間なんて、どこにもない。
家庭を持つ人も、一日が終わる頃にはヘトヘトで、
自分のために使える時間はほとんどない。
だから、もう少し落ち着いてから、ゆっくり学ぼう。
そう思っているうちに、気づけば5年、10年、あっというまにすぎてしまう人も少なくない。
一方で、同じように忙しかったはずの同期が、通信講座で資格を取り、
転職に成功して年収を上げていることもある。
「今は忙しいから」と言い続けた人と、
忙しい中でもきちんと学び続けた人。
この差は、知らないうちに大きく確実に開いていく。
お金の世界的ベストセラーの教え
名著『JUST KEEP BUYING』の続編で、14か国以上で翻訳されているベストセラー『THE WEALTH LADDER 富の階段』の著者ニック・マジューリはこう述べている。
教育は富の階段のどの段階でも重要だが、
レベル2(資産1万ドル以上~10万ドル未満)には
それを最大限に活用できる特別な機会がある。
――『THE WEALTH LADDER 富の階段』(P.148)より
本書によると、ある程度の貯蓄があり、
まだ大きな資産を持たない段階こそ、
教育投資が最も効果を発揮するという。
一度習得した能力は永続的に機能し続ける。
そして、金融商品と違って、
暴落することもなければ、価値が目減りすることもない。
ただ、日中フルタイムで働きながら、
夜間や週末に学び続けるには相当な覚悟がいる。
ましてや、家庭を持ち、養うべき人がいる状況なら、
その困難さは倍増する。
だから、頭では「学ぶべきだ」とわかっていても、
「今は忙しいから」という言葉がつい口から出てしまう。
「今は忙しい」が口癖の人が
10年後に直面する現実
本書を読んで気づいたのは、
「落ち着いたら学ぶ」という発想そのものが「罠」だということだ。
人生で「落ち着くタイミング」など、永遠に来ない。
プロジェクトが終われば、次のプロジェクトが始まる。
子どもの手が離れる頃には、今度は親の介護が始まる。
「忙しいから」と言い続けている限り、一生学ぶことはない。
そして、「あの時、無理してでも学んでおけばよかった」と10年後に気づく。
でも、その時にはすでに遅い。
「落ち着いてから」ではなく、「忙しい今だからこそ」学ぶ。
その決断が、人生を逆転させる唯一の分岐点になる。
(本稿は、『THE WEALTH LADDER 富の階段』に関する特別投稿です。)











