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多くの人にとって、イライラ感情との向き合い方は永遠の課題だ。感情を抑え込もうとして、かえって苦しくなった経験も少なくないだろう。じつは、怒りは消そうとするのではなく、感情と「距離を取る」とうまくかわせるという。その方法とは?※本稿は、起業家の橋本真里子『感情の作法』(サンマーク出版)の一部を抜粋・編集したものです。
心の中の「かわし言葉」で
イライラ感情を手放す
どうすれば上手にイライラした感情から距離を取れるのか。
具体的なやり方をお伝えします。
(1)まず「かわし言葉」を使う
仕事で、誰かからきつい言葉を投げかけられたとします。
イラッとした時、私たちは心の中で、反射的にこんな言葉をつぶやいているのではないでしょうか。
「ハア?」
「何それ?」
「何を言っているの?」
「意味がわからない」
ある物事に対して、心の中で最初につぶやく言葉を、ここでは「受け止め言葉」と呼びます。
この「受け止め言葉」を「かわし言葉」にすることで、一気に怒りの感情から距離を取ることができるようになります。
心の中でどんな言葉を使うかによって、その後の感情の動き方は大きく変わります。
たとえ口に出さなくても、起こった嫌な出来事を受け止めて、「ハア?」「何それ?」と思うと、私たちの心は自動的にファイティングポーズを取ってしまいます。
すると、心の中では、こんな攻撃的な言葉が続くはずです。
「ふざけないでよ」
「ちょっと、おかしいんじゃない?」
「いいかげんにしてよね」
こうなると、リングに上がって、どこから攻撃されてもいいように身構えた状態。イライラした感情にフォーカスしつづけてしまいます。







