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大手企業の受付として120万人のビジネスパーソンと接してきた橋本真里子氏。彼女はそうして得た知見から「どの感情を、どのように出力するか」が評価や人間関係を左右していると指摘する。感情の出し方ひとつで、職場での立ち位置はどのように変わるのか、事例を交えて紹介する※本稿は、起業家の橋本真里子『感情の作法』(サンマーク出版)の一部を抜粋・編集したものです。
感情的にふるまうのはパワハラ?
現代なら一発アウトの可能性も
「これ、パワハラになるかな」と心配する言葉をよく聞きます。
時代がどんどん変わっていくので、数年前ならば許されていたことが、いきなり「一発アウト」になることも少なくありません。
そして「感情的にふるまうこと」だけでもパワハラだと捉えられることが増えてきています。
暴力などふるっていないし、大声で叱責しているわけでもない。
でも実は、上司が不機嫌をまきちらすことで部下を追い詰めてしまう「パワハラ」が多く起きているのです。
たとえパワハラに認定されなくとも、相手が傷つき、疲弊して職場を離れていけば、会社は貴重な戦力を失うことになります。
パワハラ上司のもとに配属され、休職してしまった知人がいます。
上司は50歳代の男性で、機嫌の良い時と悪い時の落差が大きく、気分次第で言うことがコロコロ変わる人だったそうです。
ある企画会議では「いいアイデアだね!」とほめそやすのに、次の会議では「こんなつまらない企画、誰が考えたんだよ」と否定する。
そんなことがくり返され、友人は疲弊してしまいました。







