受けやすい横浜市の中位女子3校
横浜市には3つの中位女子校がある。神奈川学園(神奈川区)は2科・4科のオーソドックスな学科型入試が主体で、ここ数年の勢いを継続している。4つある入試回のいずれも25年の倍率が1.5倍にそろっているのも特徴だろう。1日[A日程]はFランクの午前に80人、EからFランクに下がった午後に30人を募集しているが、25年はそれぞれ208人と306人が受験した。志望者数は1割強増と4割増で、26年も受験者数は上積みしそうだ。
2日[B日程](149人・1.5倍)は「2科・4科」と共に「英語資格」も設けているのだが、1割減と緩和傾向にある。24年(140人・1.3倍)並みに緩和する可能性もある。4日[C日程](75人・1.5倍)は1割半増が続いている。24年(60人・1.3倍)からの上昇傾向が継続しそうだ。この2つの入試回はいずれもGからFランクに上がっている。
Gランク主体で当日面接も行う捜真女学校(神奈川区)は、上位合格者の入学金と授業料の免除がある「スカラシップ」入試を3回行う。2科・4科の1日[スカラシップA1](98人・1.1倍)は2割減で、24年(105人・1.2倍)から緩和傾向が続いている。最多の受験生が集まり、唯一のFランクで2科の1日午後[スカラシップA2](141人・1.2倍)は1割弱の増加となっているものの、受けやすくて受かりやすい状況は続きそうだ。
2科・4科の2日[スカラシップA3](30人・1.3倍)は半減に近い志望状況となっている。24年(50人・1.9倍)からも大きく減らしており、どこまで緩和が進むのだろうか。2科の2日午後[B](31人・1.4倍)と4日午後[C](16人・1.8倍)は、1割増と3割減に分かれた。4科の基礎的な内容の口頭試問を行う3日[対話学力](4人・1.3倍)で志望者数もごく少ない。
横浜御三家は上位・中堅校だが、同じ横浜山手にある中位校が横浜女学院(中区)である。26年は「1科目」と「英語資格利用」も導入された。EからGランクまで幅広く、受験生を受け入れる懐は深い。入試回で少しずつ異なるものの、4科や2科以外にも、英語資格+1科や1科も設定され、受験生の負担はかなり軽くなっている。5つの入試日程で「国際教養」と「アカデミー」に分けて募集しているため、12もの入試区分がある。なお、「国際教養」と「アカデミー」の同時出願も可能となっている。
1日は国際教養の[A-1](29人・2.9倍)とアカデミーの[A-2](52人・1.8倍)に分かれ、いずれも増加傾向にある。最多の受験生を集める1日午後は、[B-1](98人・3.9倍)と[B-2](150人・1.8倍)が微増と微減に分かれた。2日[C-1](43人・3.3倍)は志望者数がごく少なく、[C-2](72人・1.9倍)は大きく増加傾向にある。2日午後[D-1](43人・1.6倍)と[D-2](85人・1.6倍)は1割半増と2割減に分かれた。3日午後[E-1](52人・1.9倍)と[E-2](75人・1.4倍)は微減と2割半減となっている。
25年には合格者2人だった1日午後[特別奨学1](162人・81倍)と同8人の3日午後[特別奨学2](91人・11.4倍)も設定されていたが、全入試区分で特別奨学生(入学金および3年間の授業料免除)、特待生A(入学金および1年間の授業料免除)、B(入学金免除)、C(入学金半額免除)の選抜を行うことになった。







