高倍率が続きそうな聖セシリア

 聖園女学院(藤沢市)は総じて志望者数が増加傾向にあり、26年は期待が持てる。Gランクで2科・4科の1日[1次](80人・1.5倍)は10月の1割半増から11月は7割半増と大きく伸ばしており、最多の受験生を集める勢いとなりそうだ。Fランクで2科の1日午後[2次](85人・1.3倍)は微増、2科・4科の2日[3次](32人・1.3倍)は11月に半減近くまで落ち込んでおりいささか心配である。

 2日午後[セレクト1科](52人・1.6倍)はFランクで、国語か算数の1科もしくは国算併願となるが、志望者数を3割増やしている。国算2科だが各30分と他の入試回の50分より短縮するユニークな設定の3日[国算ハーフ1](11人・1.6倍)と4日午後[国算ハーフ2](9人・1.5倍)は6割増と2割弱減に分かれて、先が読みづらい。いずれもGランクとなっている
 
 この他、志望者がほとんどいない特色型入試として、Fランクの神奈川県立の中等教育学校を模した1日午後[特待適性検査型](25人・1.3倍)と、2~3人一組で20分程度の英語によるグループ活動で評価する2日午後[英語チャレンジ](9人・1倍)もある。いずれの入試回も受けやすくて受かりやすい。

 聖セシリア女子(大和市)の入試は教科型のA方式と英語などのB方式に分かれる。A方式から見ていくと、2科・4科でGランクの1日[一次](86人・2.9倍)とFランクの2日午後[二次](100人・2.4倍)は1割強減と微増、2科でFランクの3日午後[三次](80人・1.7倍)は2割弱増となっている。B方式は志望者数が少ないため傾向のみを示すが、国語か算数を選ぶEからFランクに下がった1日午後[スカラシップ1科](54人・2.3倍)は増加傾向、資格優遇もある2日[英語1科](40人・1.2倍)と英語面接+英語劇での身体表現が課される3日[英語表現](11人・1倍)は予想がつけられない。

 Gランクの相模女子大学(相模原市南区)は志望者数が入試回によって大きく差があるため、少ないものは傾向だけ記したい。2科の1日[1回](52人・1.9倍)は大きく減少傾向にあり、かなり受けやすくなりそうだ。2科・4科の1日午後[2回](93人・2倍)と2日午後[3回](37人・2.2倍)も同様で、いずれも2倍を割れそうな状況にある。2科の5日[4回](41人・4.6倍)は前年並みを維持している。

 教科型以外の入試回は志望者数がごく少ないため予想は差し控えたい。1日[適性検査](62人・1.3倍)、1日[プログラミング1回](22人・1.2倍)と5日[プログラミング2回](11人・2.8倍)がある。

 ランクがつかない函嶺白百合学園(箱根町)は25年の受験者数合計が29人となっている。1日[1回](12人・1.3倍)、1日午後[2回](14人・1.1倍)と受けやすい。

 25年入試については、「難関疲れ」「英語特化型」「中堅・中位校人気」の3つの傾向についても以前分析したので、改めてご参照いただきたい。