Photo by Yoko Suzuki
気になるマンション価格の高騰はいつまで続くのか。今後開発される新築マンションの動向は?全宅ツイの赤裸々ぶっちゃけ座談会、実需編の2回目をお届けする。(聞き手/ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)
はとようすけ @jounetu2sen 宅地建物取引士(2026年結婚)
のらえもん @Tokyo_of_tokyo 湾岸タワマンアナリスト
かずお君 @Kazuo57 3坪の飲み屋から千坪の老人ホームまで作る有活ブローカー
デベマン 新築マンションを建てて売る側の人
郊外に新築マンションが建つ時代はそろそろ終わり?
浦和、船橋のさらに奥はもう限界かもしれない
――郊外の新築マンション開発はこれからどうなるんでしょう。
のらえもん(のら):面積の縮小トレンドがいったん止まって、少し広めで高いけどそれを買える人だけ相手するみたいな感じになるのではないかと。今までマンションデベロッパーは、郊外向けには65平方メートルとか63平方メートルの3LDKを頑張って造ってきたけど、そうじゃなくて70平方メートル以上の間取りをちゃんと高値で買ってくれる人だけ相手しようっていうふうな流れになってくるんじゃないかな。
デベマン:そうですね。1LDKは基本的に周辺相場から外れた売価が付けられないので基本的には造りづらい。マンション全体の規格の中で、いい部屋をまず造って、余った所が1LDKになる、というような位置付けの商品なので、積極的に高値を狙うものではなくなってる。メインの商品体で2LDKがすごく多くなってきた印象はありますね。3LDKも造れればいいけど、3LDKと2LDKで購買力に差があんまりないんですよ。2LDK広めでもいいやみたいな人が増えている以上、2LDKをある程度数造って、それでそれなりの値段付けた方が、デベロッパーとしては利益が上がる。こと好立地、特に都心の物件では「3LDKをたくさん造るよりは2LDKを造ろう」みたいなところはありますね。
郊外は、はっきり言ってどの物件も今そんなに売れ行きは調子良くないんですよ。建築原価がすごい上がっているんで、郊外でも安いマンションって造れなくなってきてしまってるし。これから仕込まれる大手デベロッパーの物件の新築自体が、すごく少なくなってくる。浦和、船橋辺りはまだちょっと前の湾岸みたいな立ち位置で、都心から流れていく層が価格を押し上げる伸びしろがあるんですけれどもね。ここからさらに奥になると、そういう都心の高騰感とは縁がない市場になってきててマンションは造りづらい。
のら:どこの郊外のマンションも東京の人をどうやって引っ張ってこようかの勝負になってる気がする。
デベマン:そうなんですよ。そうすると町のブランド力勝負みたいな感じになってきてますね。小岩とか大人気ですよね。パークシティ小岩を買えた人とかすげえ喜んでます。
はとようすけ(はと):小岩、そうなんだ。酔っ払いも多いし治安が悪いイメージも一部あるけど。そうそう健全とは言いにくい町だと思うんだけど。それでも他でタワマン買えない人は来るのかな。
のら:せんべろの町の立石にもこれからタワマン建つし。
デベマン:まあ今企画するとなると、その郊外の中でもアッパー向きならいい間取りとかいい広さで造ろう、ってなるけど、そうじゃないものとなるとまた60平方メートルの狭小3LDKが増えていくことになる。
――新マンションの件数がどんどん減っている中、今後、市場に出てくる新築マンションはどんなものになるんでしょうか。今後の相場の天井の在りかについても知りたいです。







