『ばけばけ』第78回より 写真提供:NHK
今日の朝ドラ見た? 日常の話題のひとつに最適な朝ドラ(連続テレビ小説)に関する著書を2冊上梓し、毎日レビューを続けて10年超えの著者による「読んだらもっと朝ドラが見たくなる」「誰かと話したくなる」連載です。本日は、第78回(2026年1月21日放送)の「ばけばけ」レビューです。(ライター 木俣 冬)
白鳥倶楽部って何?
ヘブン(トミー・バストウ)とトキ(高石あかり、「高」の表記は、正確には「はしごだか」)が通りを歩いていると、道行く人々が「トキさんじゃないか」と声をかけてくる。
そうだと言うともう大騒ぎ。
英語をしゃべってとせがまれ、トキは「マエネーム・エズ・トキ」「センキョー」とおぼえたての英語を話す。
通行人はまた大騒ぎ。
今度はふたりで会話してくれと言われ、まずヘブンが英語を話すが、トキは何を言っているのか聞き取れず固まる。
助け舟でこっそりささやくヘブン。
「センキョーベルマッチ」
「ユアーウェルカム」
それだけでまたまたみんな大騒ぎ。
ヘブンが言ったのは「世界 一番 かわいい 女性です」だと知ると、またまたまた大騒ぎ。
「かわいい」をちょっとだけ小さい音にしているトミー・バストウの表現力。はにかみというか、愛情というか、特別な感情が伝わってきた。
「センキョー」
「ユアーウェルカム」
明らかに見せ物扱いではあるが、「世界一かわいい女性」と言われてトキはうれしかったことだろう。
主題歌がはじまり、明けるとサワ(円井わん)のターン。幸せいっぱいのトキに対して、川の向こうでくすぶっているサワ。今日はどうしたのか、山橋薬舗にやって来た。
顔を出した山橋(柄本時生)に「白鳥倶楽部」というところに来たつもりだったのだが……と尋ねると、白鳥倶楽部はここだと山橋はあっさり応じる。
山橋は、薬舗と西洋料理店と謎の白鳥倶楽部を経営しているようだ。なんて手広い。
謎の白鳥倶楽部は2階にあった。
2階に上がると、そこは黄色とブルーのガラス窓のある部屋。西洋料理店はピンクと黄色で色違いだ。
怪しいネーミングの白鳥倶楽部とは何なのか。







