街頭デモや経済低迷でイラン政府が圧力にさらされる中、友好国である中国が支援の手を差し伸べる兆候はほとんど見られない。欧米や中東地域の政府はイランと中国の結びつきを警戒していたものの、困難に直面するイランを支援する様子はなく、両国関係の限界と脆弱(ぜいじゃく)性が浮き彫りになっている。ドナルド・トランプ米大統領は12日、イランと取引を行う全ての国に25%の追加関税を課すと宣言し、同国と中国への圧力を強めた。トランプ氏は追加関税がどのように課されるか、詳細は明かしていない。昨年10月には中国の習近平国家主席と韓国で会談して貿易休戦に合意していたものの、これが崩壊する可能性がある。中国は追加関税を批判。在米中国大使館の劉鵬宇報道官は「中国は違法で一方的な制裁や域外適用に断固反対し、正当な権利と利益を守るために必要な措置を講じる」とXに投稿した。