減量薬分野での競争が激化する中、同分野をけん引する米製薬大手イーライリリーの株価は、一部の投資家の間で割高感が意識され始めている。減量薬の価格は下落しており、リリーの経口投与の新たな肥満症治療薬「ファウンダヨ」の米国での初期の処方動向は、好調な滑り出しを示唆するものではなかった。こうした背景から、先週の決算発表を控えて株価は急落した。昨年秋に時価総額1兆ドルに達した同社にとって、投資家が疑念を示すまれな局面だった。