夜に映画館に出かけることの大きな魅力の一つは長年、2時間超の娯楽がいかに安く楽しめるかという点にあった。しかし、チケット1枚が50ドル(約8000円)となれば、話は別だ。これは米リーガル・シネマズが、12月に公開される「デューン 砂の惑星 PART3」(12月18日に日米同時公開)の公開初日に、最高の劇場での座席に設定した料金だ。映画業界が航空会社やホテルの顧客セグメンテーション戦略を取り入れるにつれ、最も需要の高い映画を最高のスクリーンで上映する際の目を見張るような価格設定はますます一般的になりつつある。映画館は映画ファンで自由に使えるお金に余裕がある層から、大幅に高い料金を引き出そうとしている。