解説パネルのなかには高度に学術的な内容が含まれているものもある。自身で研究を行っている水族館も多い。飼育や繁殖方法、フィールド調査、水族館での教育イベントなどについて、論文を執筆したり、学会やシンポジウムで発表したりしている。
日常業務のすきまを縫って研究しているのだから、その大変さが窺われるが、どんなに忙しくとも好きで研究をしているクレイジーな人もいるらしい。
こうした飼育員の地道な活動の成果が、1枚の解説パネルとなってまとめられているのである。
魚名板の裏には同定厨や同定対策本部が活躍しているのだ 同書より転載 拡大画像表示
展示物以外も
水族館では楽しみ方がいっぱい
水族館で展示を見終わったあとには、また別のお楽しみが待っている。まずはショップだ。
水族館にはオリジナルグッズがある。たとえばペンギンのぬいぐるみをつくるとする。ショップを運営する会社が企画をし、どこの会社で製作するかを決め、サンプルをもとに飼育員に監修をしてもらう。可愛いさを優先すると本物とはほど遠くなってしまうし、飼育員がこだわりすぎるとリアルになりすぎて怖い。その間のちょうどいいところに落としこむのが大事ということだ。
園館※の職員がつくったグッズを売っているところもある。手づくりの缶バッジのガチャがあれば最高だ。
オリジナルグッズは各園館の推しポイントがかたちになったものなので、見逃してはならぬところである。
※園館…動物園や水族館、植物園、博物館などをまとめて指すことば
オリジナルグッズとしてぬいぐるみをつくる場合、飼育員が監修をすることが多い 同書より転載 拡大画像表示







