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十分に寝たはずなのに、朝から体が重い…。そんな状態が続いているなら、間違った眠りをしているかもしれない。疲労を回復させるための適切な睡眠時間や起床方法は、すでに科学的に明らかになっている。多くの人がやりがちな誤った睡眠と、医者が実践する正しい睡眠の違いとは?※本稿は、東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身『世界一眠らない日本に疲労専門医が伝えたい お疲れ日本人の本当の休み方』(Gakken)の一部を抜粋・編集したものです。
スマホのアラームで起きると
せっかくのよい睡眠も台無しに
朝の目覚め方は大切です。ジリジリ鳴る目覚まし時計やスマホの爆音アラームを使って起きていると、たとえ睡眠中に疲れが取れたとしても、起きたときの熟睡感が下がってしまいます。
大きな音が鳴ると、睡眠中は活動レベルが下がっていた交感神経の働きが一気に高まり、心拍も血圧も急激に上がります。これでは自律神経の負担が大きく、朝から“どっと疲れる”ことをやっているといえるでしょう。
人にとって本来、もっとも自律神経に負担のかからない起き方は、徐々に明るくなる太陽の光で目覚めること。光で目覚めると、穏やかで自然な起床になり、自律神経も疲れません。
日の出時刻と起床時刻が一致する季節は、カーテンを少し開けておくのも一つの方法ですが、季節ごとに夜明けの時間は変わりますし、自分の起床時間と合致させるのが難しいという人も多いでしょう。
そこで、やさしい目覚め方をしたいという人は、起床時間になったらライトがつく「光の目覚まし時計」を活用するのも手。自律神経をいたわりながら起きられるとともに、熟睡感を損なう心配もありません。







