ちなみに私自身は、光の目覚まし時計とともに、テレビのオンタイマーを使って起きています。

 人の脳を目覚めさせるにあたって、「興味や関心」を利用することは非常に効果的。動画やドラマをつい見続けてしまうのは、音が大きいから見てしまうのではなく、内容が気になるからですよね。寝る前は避ける、のと逆です。興味や関心は、脳の覚醒を導いて目覚めさせるのです。

 私の場合はNHKが多いですが、早朝はニュースがほとんどで、流れてくるテーマもコロコロと変わります。そこで、天気予報やメジャーリーグの結果など、自分が気になっている内容が流れてくると脳が穏やかに覚醒し、さわやかな目覚めを迎えることができるというわけです。

 どうしても音で起きたいというときは、ラジオの番組予約や、興味・関心のある曲をセット。いきなり爆音が鳴らないよう、徐々にボリュームアップするように設定し、少しでも起床時のストレスを軽減する工夫が必要です。

週末に寝だめをするのなら
いつものプラス2時間まで

 平日に満足できるような睡眠がとれておらず、週末になると泥のように眠り続けてしまう……。これは、疲れている人の定番といえるでしょう。もしかしたら、昼過ぎまで寝てしまうという人もいるかもしれませんね。

 人は「寝だめ」をすることはできませんが、平日の睡眠不足を週末に補うのは、医学的には正しいこと。脳や自律神経、はたまた全身の細胞までが、疲れ果てて「もっと寝かせてくれ!」と訴えているような状態ですから、無視することはできません。

 とはいえ、週末の起床時間が平日よりも2時間以上遅くなってしまうと、体内リズムが乱れて「社会的時差ボケ」が起こってしまいます。そうなると、月曜の朝に起きられなくなる、憂鬱な「ブルーマンデー」に。週明け早々、脳も体もクタクタな状態で、1週間が始まることになります。

 理想をいうと、睡眠時間を増やしたいのであれば、就寝時間を前倒しして、週末も普段通りの時刻に起きるのがベストです。しかし、金曜の夜は、多くの人が1週間頑張った気持ちから、身も心も開放的になっています。そんなときに、あえて早寝するという人は、ほぼいないでしょう(笑)。