すべてを捧げた天文学から、博士号取得後に撤退……「お先真っ暗」かと思いきや、その先に見えた意外なキャリアパスとは写真はイメージです Illustration:PIXTA

夢を叶えるために一心不乱に努力した結果として、挫折してしまったらどうしたらいいのか。かつて天文学者を目指して挫折した経験があり、今では宇宙ビジネスの世界で活躍する佐々木亮氏によれば、夢が敗れた先には新しい可能性が見えてくるのだという。佐々木氏が、これから宇宙ビジネスに参入したいと思っている人に向けて今できることを解説する。※本稿は、理学博士の佐々木 亮『「稼げる仕組み」が1時間でわかる 宇宙ビジネス超入門』(PHP研究所)一部を抜粋・編集したものです。

宇宙業界に本気で取り組んで
挫折したらどうするのか

 新しく宇宙業界に踏み込むのはかなりチャレンジングです。宇宙ビジネスに関わりたいと考えている方にとって「もし宇宙分野で思うような成果が出なかったらどうしよう」という不安は避けて通れないですよね。

 そう言う私も、天文学の研究での大きな挫折を経て今があります。あんなに心血注いだ天文学を離れなければいけないと決心したときの気持ちは、今でも鮮明によみがえるほどです。

 そんな経験をした私だからこそ伝えたいのは「宇宙に本気で取り組んだ先」には、他の分野にチャレンジできる可能性が残っているよということです。

 本記事では、宇宙を仕事にするということに取り組み始める際の心構えや気の持ちようを、私自身がこれまで考えてきたことをベースに書いていこうと思います。