宇宙業界で働きたいけど自分なんかには無理……と思っている人が知っておきたい、今持っているスキルの活かし方とは【専門家が解説】写真はイメージです Photo:PIXTA

今、注目を浴びている宇宙ビジネス。一般社会で働いている自分には関係ない……と思う人が多いかもしれないが、実はそうではない。いまのあなたの仕事やスキルが、思わぬ形で宇宙とつながるかもしれないのだ。※本稿は、理学博士の佐々木 亮『「稼げる仕組み」が1時間でわかる 宇宙ビジネス超入門』(PHP研究所)一部を抜粋・編集したものです。

宇宙ビジネスに必要なのは
「特殊なスキル」ではない

 宇宙の仕事は特別だと思っていませんか?確かに、ロケットの設計ができる、人工衛星を制御するシステムを作れるなどといった仕事は、宇宙に特化した専門的なスキルなので非常に重宝されます。

 その一方で「宇宙ビジネス」においては、何もこういったスペシャルなスキルだけが求められるわけではありません。なぜならそこはあくまで「会社」だからです。宇宙を扱う会社だからといって、一般的な会社にある役割が不要になることはないのです。

 営業、経理、人事、マーケティング、労務、エンジニア……正直、これだけではまったく足りません。「法人向け営業」「中途採用担当の人事」「ソフトウェアエンジニア」「インフラエンジニア」など細かいところまで見れば、キリがないくらい会社には役割が存在しうるのです。

 本記事では、宇宙飛行士の役割と、彼らの前職から宇宙ビジネスに必要なスキルのヒントを見ていきます。

 そのうえで、今後広がっていくであろう宇宙ビジネスの想像を膨らませながら、私たちの経験やスキルがどんな形で生かせるのか、具体例を見ながら考えていきたいと思います。