1月1日、制裁対象の原油を一部積み込んだ石油タンカーがベネズエラの主要輸出ターミナルからひそかに出航し、イランに向かった。その翌日にはまた別のタンカーがベネズエラ産原油を積んで出港。自らの位置情報を偽装して航路を隠そうとしたが、その後の衛星画像から、中国へ向かっていることが確認された。海事データ分析を手掛けるケプラーの報告によると、この2隻の積み荷はベネズエラから違法に輸出された最後の石油貨物とみられる。米軍は3日、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を拘束し、米国へ移送した。それ以降ベネズエラの石油輸出は、昨年同国が毎月輸出していた量から75%減少し、政権は重要な資金源を失った。