朝が変われば、人生は本当に変わるのか――。毎朝5時55分から無料で行われている「1分朝活」に、ある日299人もの参加者が集まった。その理由は、早起きのノウハウではなく、「できない朝」を責めないという発想にあった。朝活の第一人者・池田千恵さんを迎えたこの日の対話は、朝を“気合”で乗り切ろうとしてきた多くの人の常識を、静かにひっくり返していく

朝4時起きの朝活第一人者が語る「どんな朝でも自分に丸をつける習慣」Photo: Adobe Stock

毎朝5時55分から始まる「1分朝活」

私は毎朝5時55分から、『奇跡が起きる毎朝1分日記』の内容を活用した、瞑想と朝日記を組み合わせた「1分朝活」を完全無料で行っています。参加者は会社員、経営者、主婦、医療関係者などさまざまですが、「朝の時間を整えたい」という思いは共通しています。

朝活の第一人者・池田千恵さんを迎えて

この朝活では、毎週月曜日にゲスト講師をお迎えしています。知識を増やすためではなく、「朝の過ごし方」という人生の前提を見直すため。

2026年1月5日のゲストは、『朝4時起きで、すべてがうまく回り出す!』『朝活手帳』などの著者であり、朝活の第一人者である池田千恵さん。この日は、これまでで最多となる299名が朝活に参加し、朝の時間への関心の高まりを改めて感じました。

朝は「気合」ではなく、夜の逆算で決まる

池田さんが最初に教えてくださったのは、朝早く起きるための「昭和のお父さん作戦」

メシ・フロ・ネル、つまり食事・入浴・就寝の時間を先に決め、起きる時間から逆算して夜を設計する。朝を変えたければ、意志の力に頼るのではなく、環境と流れを整えることが大切だという話でした。

これは、多くの参加者にとって「朝が苦手なのは自分の弱さではない」と気づくきっかけになりました。

起きられなくてもいい。「松竹梅」で朝に丸をつける

もうひとつ印象的だったのが、「松竹梅ですべての朝に丸をつける」という考え方。

池田さんは、朝4時起きをテーマに本を書きながらも、出産後に思うように早起きできなくなった時期があったそうです。そのとき、起きられない自分を責めてしまい、自己嫌悪に陥った経験があると語ってくれました。

そこで取り入れたのが、予定通り起きられたら「松」、少し寝坊したら「竹」、起きられなくても「梅」をつけるという方法

どんな朝にも必ず丸をつける。完璧を目指すより、自己肯定感を下げないことを優先し、気持ちよく一日をスタートする。この発想は、朝活に限らず、人生全体に通じるものです。

朝の読書が、その日の行動を変える

池田さんは、特にビジネスパーソンに向けて「ビジネス書は朝に読む」ことを勧めています。朝に読めば、その日のうちに実践できる。読書が知識で終わらず、行動に直結しやすいのが朝の時間の特徴です。

朝は、人生を立て直すための最小単位です。完璧な朝でなくていい。まずは今日の自分に丸をつけることから始めてみてください。無料の1分朝活でもお待ちしています。