社会的な「成功レール」の崩壊、どんどん不確実になる未来、SNSにあふれる他人の「キラキラ」…。そんな中で、自分の「やりたいこと」がわからず戸惑う人が、世代を問わず増えています。本連載は、『「やりたいこと」はなくてもいい。』(ダイヤモンド社刊)の著者・しずかみちこさんが、やりたいことを無理に探さなくても、日々が充実し、迷いがなくなり、自分らしい「道」が自然に見えてくる方法を紹介します。
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「焦り」が可能性を狭める
「やりたいことを見つけなければ」「早く目標を決めなければ」
――そんな焦りを感じていませんか?
しかし、実は、その焦り自体が、あなたの可能性を狭めているかもしれません。
見落としている事実①「やりたいこと」は必須ではない
実は、人生を充実させるために「やりたいこと」は必須ではありません。世の中には「やりたいこと」を持たなくても、日々を楽しみ、成果を出している人が大勢います。
むしろ、「やりたいことを見つけなければ」という焦りが、あなたを苦しめているのです。焦って無理に目標を作っても、それは本当の「やりたいこと」ではないかもしれません。
見落としている事実②人には「タイプ」がある
人には「逆算型」と「積上型」があります。
「逆算型」は目標から逆算して計画を立てるタイプ。一方、「積上型」は経験を積み重ねながら道を見つけていくタイプです。
もしあなたが「やりたいこと」が見つからないと悩んでいるなら、あなたは「積上型」の可能性が高いのです。「積上型」の人に「やりたいこと」を無理に求めるのは、魚に木登りをさせるようなもの。
あなたに合わない方法で、あなたを苦しめているだけなのです。
見落としている事実③「焦り」が視野を狭める
「やりたいことを早く見つけなければ」という焦りは、視野を極端に狭めます。
焦っているときは、本当に大切なものが見えなくなっているものです。
今、目の前にあるもの。
すでに持っている経験。
日々感じている小さな違和感や興味。
そういった「すでにあるもの」に目を向けることができなくなります。
実は、あなたの選ぶ「道」のヒントは、すでにあなたの中にあるのです。
焦りを手放し、自分の経験や感覚に丁寧に目を向けることが、自分らしい道を見つける第一歩になります。
『「やりたいこと」はなくてもいい。』(ダイヤモンド社)では、焦らず、無理をせず、自分らしい道を見つけるための4つのステップを紹介しています。「やりたいこと」を探すのをやめたとき、本当に大切なものが見えてくるかもしれません。
*本記事は、『「やりたいこと」はなくてもいい。 目標がなくても人生に迷わなくなる4つのステップ』(ダイヤモンド社刊)の著者しずかみちこさんによる書き下ろしです。




