共学化初年の「鎌倉国際文理」

 横浜創英と同じ学校法人の横浜翠陵(緑区)は、80人の募集に対して25年に合計155人が受験した。志望者数は少ないものの、全体的に上向いている。最多の受験生を集めた2科・4科の1日午後[2回](男子34人・1.4倍、女子20人・1.2倍)、1日[1回](男子18人・1.2倍、女子7人・1.8倍)、国語または算数1科の3日午後[4回](男子20人・2倍、女子11人・1.4倍)での合格が比較的多く出ている。

 横浜隼人(瀬谷区)は、募集人数に関係なく基準をクリアした受験生全員が合格するというだけあって、25年は合計335人が受験して、241人が合格している。最多の受験生が集まった2科の1日[1回](男子71人・1.7倍、女子21人・1.8倍)は減少傾向にある。志望者数が比較的多めの入試回では、2科・4科の2日[2回](男子40人・2倍、女子14人・1.4倍)が上向く一方で、2科の6日[3回](男子25人・3.1倍、女子8人・1.3倍)は男女共に3割減と大きく緩和している。

 横浜富士見丘学園(旭区)は25年に合計109人が受験している。1日[1回](男子17人・1.6倍、女子18人・1.6倍)と1日午後[2回](男子25人・1.6倍、女子17人・1.9倍)は、志望者数がごく少ないものの、おおむね前年並みと思われる。

 大西学園(川崎市中原区)は1日[A]、3日午後[B]、5日[C]の3つの入試回がある。データ非公開で、志望者数もごく少ないため、予想は控えたい。

 ここからは湘南方面に移ろう。鎌倉女子大学の付属中高は26年から共学化、校名を鎌倉国際文理(鎌倉市)と改称した。5つの入試回だったプログレスコース「P」はなくなり、120人を一般生と国際教養コースに分けて募集している。入試区分の「K2」は国算2科、「K4」は4科を意味し、他に「適性検査」と「英語資格」がある。24の入試区分で、25年は合計283人の女子受験生を集め、207人の合格者を出した。比較的受験者数の多い入試回は、1日「適性検査1」(49人・1.5倍)と「K2-1」(13人・1.4倍]、1日午後「K2-2」(25人・1.5倍)、2日「適性検査2」(27人・1.4倍)、2日「適性検査3」(34人・1.2倍)など。いずれも志望者数はごく少ない。

 中高6年G一貫コースを募集する横須賀学院(横須賀市)は、25年に合わせて423人が受験した。志望者数は少なめなので、受験者数の多かった入試回を見ておこう。2科・4科の1日[1次A](男子44人・2.6倍、女子27人・2.5倍)は大きく減少傾向に、2科の1日午後[1次B](男子74人・2.2倍、女子39人・2.6倍)は男子が大幅減で女子は上昇傾向、2日午後[2次](男子61人・2.7倍、女子40人・4倍)は男子が2割弱減で女子は1割強減、3日午後[3次](男子74人・2.2倍、女子27人・3.4倍)は男子が微減で女子は1割半減となっている。

 アレセイア湘南(茅ヶ崎市)は25年に合計149人が受験した。志望者数がごく少ないため予想は困難だが、比較的受験者数の多い入試回を挙げておこう。1日[1回午前]の「適性検査型」(男子18人・1倍、女子13人・1.2倍)、「2科・4科」(男性11人・1.2倍、女子3人・1倍)、2科・面接(受験生のみ10分)の「ポテンシャル」(男子18人・1.2倍、女子5人・1倍)など、5日[3回午前]の「グローバル」(男子14人・4.7倍、女子9人・9倍)以外はいずれも受けやすくて極めて受かりやすい。

 25年に合計206人が受験した相洋(小田原市)も志望者数はごく少ないため予想は控える。1日午後[1回B](男子20人・1.5倍、女子28人・1.5倍)、2日[2回A](男子37人・1.3倍、女子3人・1倍)、2日午後[2回B](男子15人・1.4倍、女子20人・1.3倍)、4日[3回](男子29人・1.2倍、女子7人・1.4倍)と、いずれも受けやすくて受かりやすい。