欧州中央銀行(ECB)のクリスティーヌ・ラガルド総裁が20日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の夕食会で、ハワード・ラトニック米商務長官のスピーチ中に席を立ったことが明らかになった。出席者の一部はこれについて、欧米関係の緊張の高まりを示す動きだとみている。出席者らによると、ラトニック氏は、招待客のみの要人向け夕食会で、最後のスピーカーとして登場した。同氏は欧州のエネルギー政策を非難したほか、世界の舞台における欧州大陸の競争力が低下していると批判した。出席者らによると、一部の招待客は欧州と比較した米国の力を強調するラトニック氏の発言に拍手を送った一方、ブーイングする参加者もいた。出席者らはラトニック氏の発言について、欧州の団結と財政力を擁護したラガルド氏や他の欧州当局者によるダボス会議での公の発言に対する反応だと解釈した。