「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。同書の刊行に寄せて、ライターの小川晶子さんに寄稿いただいた。(ダイヤモンド社書籍編集局)

小学校入学前に親が子どもに教えておくべきこと・ベスト1Photo: Adobe Stock

小学校入学で、まず心配した登下校

子どもが小学校に入学するとき、まず心配なのは登下校だ。

学校に行ってからのことは先生が助けてくれるだろうが、そもそも学校にちゃんとたどり着けるのか?
安全に、時間通りに行けるのか?

これまで頑張ってきた送り迎えの負担から解放されるとともに、心配が登下校に向かう。
入学前は登校時間に合わせて通学路を歩いてみるなど、シミュレーションしながら練習した。おかげで私も子ども自身も心配は軽くなり、無事に登下校できるようになった。

だが、あるとき、一年生の登下校の様子を見守りながら気づいたのは、
傘の使い方をもっと教えておくべきだった
ということだ。
交通ルールや通学路の道順ばかりに気を取られていて傘の使い方まで気が回っていなかった。

傘は使い方によって危険だ。
傘で前が見えずに転ぶ、人にしずくを振りまく、人に傘をぶつける、ひっかける、チャンバラを始める…

友だちの傘を壊すとか、チャンバラを近所の人に注意されることを含め、トラブルがけっこう多かった。
学校からは何度も「傘で遊ばないように、見守ってください」とのお達しがあった。

イラストで傘の正しい使い方を学ぼう

親子でさまざまな「おやくそく」を学べる本『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』には、安全のためのルールや良い生活習慣など93個がわかりやすく紹介されている。

かさを ただしく つかおう」もその一つだ。
 

小学校入学前に親が子どもに教えておくべきこと・ベスト1『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用
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・まわりに ひとが いないのを たしかめて かさを ひろげる。
・かさで まわりが みえなくならないよう ちゅういする。
・かさを あけしめするとき ほかの ひとに しすくが かからないようにする。
・つかいおわった かさは ひろげて かわかしてから しまおう。
(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』p.73)

保護者向けには「傘でいたずらしたり遊んだりしてはいけないと必ず教えましょう」とある。

そう、これは決して軽視できない。
傘でお友だちに怪我をさせてしまうことだってある。

本書を使って傘の使い方を話しつつ、「傘を開く→さす→畳む」練習をしておくと良い。
そのほか、本書にはさまざまな「おやくそく」が書かれている。親子で一つひとつ確認すると安心できるだろう。