「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後にみに知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売される。本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。その中からおやくそくの一つとして取り上げられている「ふたの開け方」について取り上げる。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

とある有名幼稚園受験で出た“親子の関わり方を見抜く”超・意外な問題とは?Photo: Adobe Stock

幼稚園受験であった、超意外な問題とは?

幼稚園受験では、いったい何が見られているのだろうか。受験というと、「頭の良さ」や「身体能力の高さ」を測るものだと思われがちだが、実はそうではない。

一番着目されているのは、「親が日常生活の中で、子どもにどれだけ挑戦の機会を与えているのか」だ。

とある幼稚園では、子どもが一人でペットボトルのふたを開け閉めできるのかという問題が出されたそうだ。

いつも大人が先回りしてふたを開けてしまっていたら、子どもは自分で開ける経験を積むことができない。見られていたのは、器用さそのものではなく、日常の中で“親に挑戦させる機会を与えてもらっているかどうか”だったのだ。

ふたを自分で開けてみよう

小学校入学前後に身につけておきたい93のおやくそくを紹介した『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』の中には「いろいろなふたをあけてみよう」という項目がある。

とある有名幼稚園受験で出た“親子の関わり方を見抜く”超・意外な問題とは?『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用
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・<はがすふたのとき>
 かたほうの てで カップを しっかり おさえよう。
・もう かたほうの てで ふたを つまんで はがそう。
・<ひねるふたのとき>
 ふたの したの かたい ぶぶんを てで つかむよ。
・もう かたほうの てで みぎに まわして あけよう。

(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』p.53)

保護者向けには、「手助けする頻度や程度を少しずつ加減しながら、子どもが自分でやる機会を作ってあげられるとよいでしょう」とある。

ペットボトルのふた、おやつのゼリー、朝ごはんのヨーグルト。
何気ない日常の中には、子どもが「自分でやってみる」チャンスがたくさん隠れている。

「自分で開けてみようよ!」
そんな一言が、子どもの経験を大きく広げてくれるかもしれない。