米政府はシリアから軍を完全に撤退させることを検討していると、米当局者が明らかにした。シリアのアハマド・シャラア暫定大統領は、米国が支援するクルド人主体の民兵組織が支配していた北東部を掌握しようとしている。米国は2014年にバラク・オバマ大統領(当時)がシリア内戦に介入して以来、約10年にわたってシリアで作戦を行ってきた。シャラア政権は、米軍が長年支援してきたクルド人主体の「シリア民主軍(SDF)」への攻勢を強め、先週末に停戦で合意。SDFは実質的に解体されることになる。シリアには現在、米軍兵士約1000人が駐留している。大半が北東部に分散配置されてSDFと共同駐留しているほか、一部は南部のアル・タンフ基地に配置されている。米軍の主な任務は過激派組織「イスラム国(IS)」の再興を防ぐことで、兵士はSDFと頻繁に巡回や作戦を実施している。
米、シリアからの軍完全撤退を検討
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